今朝もまた質問メールが来ていました。
六本木境クリニックの質問メールは本当に多いように思います。
質問メールと比較するとお礼のメールはずっと少なく
書き込み・口コミはもっともっと少ない・・
書き込み・口コミは質問メールの100分の1もないように思えます。
でも、ネット情報を見ると結構・・書き込みや口コミが大量に書かれているクリニックもあります。
当院の比率に近いとしたら、もっともっと膨大な質問メールはどのように処理されているのでしょうか?
日常診療業務に大きな支障がでそうですよね。
どう言ったカラクリなんでしょうか?
きっと巨額のお金と書き込み・口コミ専門の業者がからんでいるんでしょう。
下記は質問メールのやり取りです。
Q
以前からまぶたのくぼみが気になっていて年々ひどくなっていました。
去年、ついに美容外科クリニックでヒアルロン酸を入れました。
現在の状況ですが、朝はむくんで目尻の皮膚が垂れてかぶさっています。
そして、夕方になると、まぶたはくぼんできます。
美容外科クリニックに相談すると
軽度の眼瞼下垂と、まぶたのたるみなので、
切らない眼瞼下垂の手術か埋没か、眉下切開が良い
でも、本当は眼瞼下垂の治療が切らない眼瞼下垂の手術か埋没で、
まぶたのたるみの治療が眉下切開なので、
両方受けても良いくらいだと言われました。
どっちやね~んという感じですよね。
特に眉下切開は、内側の二重ラインに斜めに走った不自然なしわができることと
傷跡がとても目立つので、よく考えてから決めてほしいと言われました。
後から考えたら、選択肢として多くの治療方法を提示してはいるけど
眉下切開の傷跡や仕上がりに自信がないので
暗に切らない眼瞼下垂の手術か埋没をすすめていたんですよね。
六本木クリニックホームページを見て、
キズや傷跡が目立たない、直後からキズまで含めて普通に洗顔ができる
翌日から化粧もできると書いてありましたので、ご相談させて頂きました。
休みが五日しかとれないのですが、
眉下切開を受けることは無理でしょうか?
A
六本木境クリニックの眉下切開では2時間かけて丁寧に手術を行っていますので、
傷口の隙間はほとんどありません。
直後から傷口を洗顔剤で直接洗ってもらっています。
そして、そのほうが傷口が何日も洗えないよりもバイ菌がはるかに少ないことは断言できます。
キズを洗わせなくて消毒していたのは昔のことです。
傷口を洗うことができないってどういう意味なんですかね?
丁寧に合わせていなくて雑に縫っているってこと??
また、翌日からキズも直接・・パウダーやリキッドでしたら化粧できますので
当院の眉下切開ではキズや傷あとでバレることはほとんどありません。
でも、内出血や腫れの問題もあるので
眉下切開を受けるとき絶対にバレたくないかたは
1週間お休みがあったほうが無難のように思います。
もちろん、もしものときはバレてもいいかたは
2~3日や4~5日のお休みで受けても良いと思います。
また、切らない眼瞼下垂の手術や埋没は
裏側の結膜がひずんでコロコロ感が残ったり、
糸をとっても、コロコロ感が減らなかったり
目に良くないと眼科の先生の多くが
言っていることもあり、おすすめしません。
当院で眉下切開を受けるほとんどの人は
通常4~5日くらいのお休みで受けていると思いますが、
ヒアルロン酸は水分保持力が高く
ヒアルロン酸が入っているかたは腫れが長くつづくようにご自身では感じると思います。
半年以上経っているのでヒアルロン酸はほとんど残っていないのでは?ですって・・
体内に存在するヒアルロン酸のように小さく分かれてまんべんなく存在しているヒアルロン酸でしたら
確かにすばやく吸収されます。
でも、無理やり注入されたヒアルロン酸は
言わば不自然なかたまりとして存在しているわけで
被膜を作ったりしてなかなか完全には吸収されないようです。
ヒアルロン酸注入後のよくある相談・・
ヒアルロン酸を打ってから何年も経つけど
残ってほしくないところだけ残っているなどと言うものの正体は被膜を作ったヒアルロン酸のかたまりです。
そして、ヒアルロン酸は重力や筋肉の動きでどんどん移動してしまいます。
ヒアルロン酸注入を受けるほど美意識の高い人でしたら
ピンポイントの位置にないと不自然に感じますので
高い確率で残ってほしくないところに残ることになるのです。
3年前のスタッフの眉下切開手術、片側26針のようです。現在は片側30針以上縫うことが多いので、今の方が隙間なく縫っているということになります。