CO2フラクショナルレーザー

CO2フラクショナルレーザーとは、目に見えないほどの小さなレーザー光線を無数に照射し、皮膚に小さな穴を開けることで(つまり、意図的に点状のミクロのダメージゾーンを無数に作ることで)、再生・治癒力を強力に高め、新しい皮膚へと入れ替える画期的なレーザー治療です。

ダメージを受けた皮膚が、生まれたてのベイビースキンへと入れ替わることで、たるんだ皮膚が引き締まり、小じわ、ハリ不足、毛穴などが改善されます。

また、美肌効果が高く、透明感のある瑞々しい肌へと変わっていきます。ニキビ跡の治療にも効果的です。 1回の施術で、皮膚の10%程度が入れ替わります。
そのため、複数回の治療が必要です。また、治療の直後は日焼けをしたような赤みを生じますが、その程度は個人差があります。

このような方に向いています。

ニキビ跡をキレイにしたい方
妊娠線や傷跡を薄くキレイにしたい方
小じわ、毛穴が気になる方
肌質改善したい方

▼ 施術のながれ

1 麻酔 表面麻酔(クリーム)で行います。
2 照射
時間 20分
洗顔 当日より可能
メイク 当日より可能
シャワー・入浴 当日より可能
ダウンタイム 赤み ~3日
皮膚のザラつき ~7日
オペ日以外の通院 なし

 

Dr.境のコメント
これまで、リサーフェシング(再表面化)の手法としては、ケミカルピーリングやレーザーピーリングなどが一般的でした。しかし、いずれも皮膚表面を溶したり削ったりする方法で、治療の効果を高めようとすると、ダウンタイムが長引き、炎症や色素沈着、瘢痕を生じるといったリスクが高まりました。逆に、ダウンタイムを許容できない場合は、満足な結果を出せないというジレンマがありました。この欠点を克服するために開発されたのが、CO2フラクショナルレーザーです。CO2フラクショナルレーザーは、小さなレーザー光線を一定間隔あけて無数に照射します。従来のリサーフェシング方法がまんべんなく面で作用したのとは異なり、この方法では照射していない皮膚が多く残ります。その正常組織が、レーザーによってダメージを受けた部分を修復させようとして、皮膚再生が強力に促されます。

また、従来のリサーフェシング治療では、表皮細胞の新陳代謝(ターンオーバー)の源である基底層を損傷しないような治療しかできませんでした。基底層に広範囲な損傷が生じると、その部分は膠原繊維を中心とする瘢痕組織で充填されてしまいます。

それに対して、フラクショナルレーザーは、1つ1つの表皮損傷は顕微鏡的な大きさですので、創収縮(wound contraction)と表皮細胞の移動(migration)によって閉鎖され、表皮構造の変化をほとんど生じません。その上、熱変性は真皮層にまで及び、従来到達できなかった深度まで治療可能となりました。